SDGsへの取り組み

はじめに

SDGsっとは?「誰も置き去りしない」世界をめざして

SDGsとは、2015年9月に国連で採択された目標です。
「Sustainable Development Goals:エスディージーズ」の略称であり、日本語で「持続可能な開発目標」を意味します。
今まさに各国が直面している貧困、紛争、気候変動による自然災害、感染症などの問題を、当事者意識をもって”私達が”課題認識し、世界中で力を合わせて2030年までに達成、解決しよう、という試みの通称がSDGsです。SDGs達成は企業にとっても他人事ではありません、この項ではKSP各事業所におけるSDGsへの取り組みについてご紹介します。

 

SDGsの宣言

株式会社KSPは、2023年10月13日に持続可能なまちづくりに向け、SDGsの推進に墨田区とともに取り組むことを宣言しました、(株式会社KSP SDGs宣言証

飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を推進する

中島夕暮れこども食堂(KSPさいたま支社 敷地内)

SDGsの2項は、「2.飢餓をゼロに」
株式会社KSPは、地域の子どもたちに食事を無料で提供する子ども食堂の開催に協力しています。
子ども食堂の充実や支援の不足を解消するために、地域の企業や市民団体との連携を図り、持続可能な仕組みを構築しています。

 

中島夕暮れこども食堂の取り組み
子ども食堂の充足率はまだまだ低くなっております。フードバンク活動を通じて余った食料を回収し、子ども食堂に提供する取り組みをしております。
また、マルシェを開催して、地元の食材や情報を提供する活動も行っております。

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し福祉を促進する

健康経営の取得

従業員の健康を維持するため、KSPは健康経営の取得をおこなっています。
健康経営優良法人認定制度とは、日本健康会議推進の健康のための取り組みをもとに、特に優良な健康経営実践企業を認定し、顕彰する制度です。

 

健康経営優良法人取得の取り組み

健康経営優良法人は2022年から取得に成功し2023年、2024年と連続で取得しております。
コロナ禍には東京都福祉保健局が実施する、職場で始める!感染症対応向上プロジェクトへ参加し、コース1感染症理解のための従業者研修を全従業員に行い達成企業として登録されました。
職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト 詳細
職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト 達成企業一覧

すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

様々な教育事業で資格取得を実施

SDGsには、「4.質の高い教育をみんなに」という、教育のための課題も含まれています。
KSPでは、警備業が行う法定研修以外に従業員に意識的に質の高い研修を行っております。
警備上必要な資格をはじめ、接客マナー研修や警備以外の資格取得にもチャレンジができるよう、会社規定に基づき補助をおこなっています。
特にKSPでの次世代を担う幹部育成の会「若獅子会」(35歳以下の正社員構成)では警備に必要な知識以外にビジネスマナー研修、社会人基礎力研修、マネー研修、ライフプラン研修等、他分野の知識や教養を目的に様々な研修を行っております。

 

研修風景

社内の警備員教育をする講師陣に向けた接客のプロによる現場で実践できる警備員としての接遇マナー講習
幹部育成の会「若獅子会」(35歳以下の正社員構成)代表取締役からの理念研修
幹部育成の会「若獅子会」(35歳以下の正社員構成)確定拠出年金の勉強会

 

ダイバーシティとインクルージョンの推進

女性やシニアを問わず幅広い年齢層の雇用

SDGsの5項は、「5.ジェンダー平等を実現しよう」
KSPでは女性やLGBTQ+コミュニティ、高齢者など、18歳~70歳以上のあらゆるバックグラウンドの人々が警備のお仕事で活躍できるように社内環境を整備し多種多様な人材を雇用できる企業を目指しています。それを実現する為に行政や他団体と連携して宣言、登録等を行っております。
各種宣言等の取り組み

シニア活躍推進宣言企業
埼玉県産業労働部シニア活躍推進課が主催している、「シニア活躍推進宣言企業」に認定されました。今後もシニア活躍推進宣言企業として雇用を創出し地域に貢献して参ります。シニア活躍推進宣言 詳細

埼玉県アライチャレンジ企業登録制度
埼玉県 県民生活部 人権・男女共同参画課 LGBTQ担当が実施している「埼玉県アライチャレンジ企業」に登録されました。今後も性の多様性に配慮した様々な取組へチャレンジし、性の在り方を問わず働きやすい職場づくりの促進を目指してまいります。性の多様性に配慮した取組を進める県内企業の取組状況を指標により見える化し、埼玉県におけるLGBTQが働きやすい環境づくりを促進することを目的としています。KSPの目指す該当指標一覧(該当指標数:3)
※アライとは、性的マイノリティ(LGBT等)を理解し、支援している人、または支援したいと思う人のことを指します。

多様な働き方の推進

幅広い年齢性別の人々の雇用

SDGsの8項は、「8.働きがいも経済成長も」
KSPでは、多様な働き方を推進し、シニア活躍推進宣言企業、多様な働き方認定プラチナなども取得。就職活動がうまくいかなかった方にも目を向け、積極的に雇用を推進し様々な働き方ができる企業づくりを目指しています。
各種認定、宣言等の取り組み

「多様な働き方実践企業 プラチナ」
埼玉県産業労働部多様な働き方推進課が認定している、「多様な働き方実践企業 プラチナ」の基準を満たす企業となりました。
今後も仕事と家庭の両立を支援するため、テレワークや短時間勤務など、様々な働き方に挑戦して参ります。

「テレワーク実践企業」
新型コロナウイルス感染症から大切ないのちを守るため、テレワーク等による出勤者数の削減を宣言し感染拡大の防止に図り、いのちを大切にする「テレワーク実践企業」として登録されました。

包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

地域のパトロールや災害時の交通誘導を実施

SDGs の11項は、『住み続けられるまちづくりを』。
警備業務による安全安心の地域づくりは、私達の通常業務の担うところです。
KSP(本社・東京支社)は地域の防犯パトロールを、墨田区で40年近く続けており、本所警備業防犯連絡協議会の事務局として地域の警備業の発展と共に、地域の町内会と一緒に活動を続けております。(錦糸町駅南北合同防犯パトロール)その他、この活動の一環として、9月1日の防災の日には、地元の警察署と連携して大通りの交通規制を行い災害時等の誘導案内の訓練を毎年実施しております。また、さいたま支社に於いても警備業協会が関係団体と合同で行う地域の啓蒙活動に積極的に参加しております。
啓蒙活動の様子(錦糸町駅周辺、浦和駅周辺)

錦糸町駅周辺での錦糸町駅南北合同防犯パトロールでの歩行者誘導の様子
浦和駅にて浦和警察署や関係団体と共に「特殊詐欺防犯キャンペーン」啓蒙活動に参加しました。(1日浦和署長六角精児さんとの集合写真)

  • 啓蒙活動の様子1

持続可能な生産消費形態を確保する

制服のリサイクル

KSPは、ユニフォームの処分について廃棄をゼロにする「ゼロエミッションプロジェクト」に賛同し2023年1月より、企業ユニフォームの廃棄をゼロにする取り組みを開始いたしました。
企業ユニフォーム廃棄ゼロエミッション推進委員会と協力しながら、リサイクル会社と提携のうえ、繊維をリサイクルし、企業ユニフォーム廃棄ゼロエミッション推進委員会を通じ、警備服のリサイクルをおこなっています。
制服リサイクル活動の様子

不要になった制服は一度、KSPさいたま支社にて集約し、リサイクル委託業者に回収して頂いております。

4Rとは…リフューズ(Refuse)、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の4つの総称です。

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